映画『バズ・ライトイヤー』
映画『バズ・ライトイヤー』
監督:アンガス・マクレーン
吹き替えで観た。
『トイ・ストーリー』をずっと吹き替えで観てきたからか、こればかりは吹き替えで映像まるごと楽しみたかった。
95年に子供だったアンディと同じく、子供だった私たち。
当時のSF映画やロボット、未来系が、現代のピクサーによる最高技術で蘇るぅ。
絶対脳裏によぎる『スター・ウォーズ』。
『ガンダム』も『ジュブナイル』も。
ディズニーランドにあるスペースマウンテンと、当時のスターツアーズ感まで!!
あの頃子供だった人が、童心に返って懐かしさを堪能…。
と、最初は目がキラキラしていたのだけど。
どうにも、当時の子供が観てハマるには難しい気がして。
子供心を戻していた私は、今、大人である自分だから理解出来る内容に少し混乱。
大人に戻されてしまったから、かな。
多少難しくても内容が分からなくても、子供ってビジュアルだったり雰囲気にも憧れることができる。
意外と内容を理解出来てたりもする。
『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の時、私は楽しかったけど子供には少し背伸びした内容では…?って感じ、でもちゃんと子供達は楽しんでいた様子を思い出した。
アンディは、お父さんに連れられて映画館へ行って観たのかも。
まさに『スター・ウォーズ』のように、決して対象年齢が子供ではないけれどグッズ化はされた系なのかも。
映像が抜群に(さすがのピクサー)美しいもんで、結局楽しかった。
驚いたのは、敵の姿。
まさかの人物。
あれだけ信念強い性格だから、あの姿にはものすごく納得。
私も頑固なところはあるし、やるとなると徹底して疲弊しがち←
どうやら獅子座あるあるらしいので、そういうもんだと思って気を楽にしてるけど。
結局、今の出会い、前の別れ。
現状によって新たに感じて考える自分は、ちゃんと成長しているのだと肯定してもらえた気持ちになった。
失敗は成功のもと、なんてよく言うけど「失敗は失敗じゃん」とドツボにハマってしまう私みたいだったから。
悔やんで時間を戻すチャンスがあったとしても、今の状況だって悪いことばかりではない。し、そもそも良い悪いなんて分け方もなく、捉えようなのかな。
『ハケンアニメ!』(マジ素敵)観た時に、
「失敗しても大丈夫」
そんな価値観を教えてくれるアニメが子供の頃からあったら、と思いながら、今になって救われたり元気をもらえた。
成功したらカッコいい。
目指す目標を達成するのがやりがい・生きがい・ドラマティック。
だから、何かドラマや映画に憧れが持てたし、逆に「あれは映画じゃん」と現実と虚構に分けてしまっていた。
現代は違うのだな。
現実に続いている。
映画館を出たあとに、私も、と実生活に響く物語が描かれているような気がする。
タラレバを語ればキリがないものね。
どうしても修復したいことが引っかかってはいるし解決もしたい。
でもそればかりに引っ張られては、観た映画が勿体無い気もしてきたり。
そんな容易に過去を切り捨てることはなかなか出来ない性格だけど(自覚)
子供の頃の私みたいに、今は今と、マイペースに生きてみたいね。
ちょっとくらいは、それでいいのかもね。
ちょっとくらい、ね。
鈴木亮平さんを初め、素晴らしい吹き替え陣ばかりだったなぁぁ。
アイヴァン役の沢城みゆきさんは…本当、なんでもこなしてしまう…!
アイヴァンって誰と思ったら、アレなんだもん…!!!
間髪入れずの「聞こえませんでしたか?〜」は最高でした。。
製作陣の難しい挑戦に拍手。
はーー楽しかった!
1コメント
2022.07.23 22:21