2020年
今年も出逢いがあり、感謝があり、
振り返れば幸せな時間がありました。
今年を迎える際、数え歳で本厄であり、また人生で1番の大厄の年であることを凄く意識してた。
こんなのは信じる信じない、人それぞれ。
気にしてなかった人からは「いつも通りだったよ〜」なんて声も聞いた。
身体には気を付けていた。
今年は健康診断を受ける、それだけが目標だった。
が、
なんと、たった1つの目標は、コロナによって諸々事情が重なり、達成出来ませんでした。爆)
健康診断くらいって思うじゃない。
色々あったのよ。
コロナが始まる前には、6月公演『阿呆船-初演版-』の関係者や、素敵なご縁がありました。
ところがこれが大厄の厄なのでしょうかね、
沢山の訃報が、届いた年でした。
そんな厄年の経験も噂で聞いていた為、
家族には注意を促し、祖母のことは常に気にして過ごした。
ところがどっこい
少し離れた距離にいる方、まさか思いもよらない方たちが、多く旅立っていきました。
時にはニュースで。
時には連絡で。
正直、コロナに畳み掛けて冗談抜きで毎月のように届く訃報に、心が疲弊してました。
3月に連絡を取った方も、まさか、まだ大丈夫よね、毎日頭をよぎって。
コロナが落ち着いたら、お見舞いに行ける、顔を見に行けることだけを願ってた。
けどそれも叶わなず。
何より、誰1人の、お葬式に出ることが出来ませんでした。
コロナがあるので東京から来ないで欲しいと。
そりゃそうよね。じゅうぶん解ります。
何が悔しいって、
それでも、GOTOで旅行には行けて、故人の最後の顔も懐かしむことが出来ない。
哀しくて辛かったな。
どうか、どうか来年には、1人でも多くの方が最後のお見送りに、せめて立ち会える状況でありますように。
それ以前に勿論、1人でも健康で長生きして欲しい。
映画も現実も、”死”についてこんなに考えさせられました。
心が落ち込みました。
今年、何が新しく始めた人は凄いし、
何かやり遂げた人だって尊敬する。
比べたらキリがなくて、上半期はだいぶ自虐的になりかけました懐かしい←
それでも、
『AI崩壊』が公開されました。
初めての僕モテイベントへ参加できました。
初めて、寺山修司作品に出演できました。
時代を体感しながら。
まさかの主演を、務めさせて頂きました。
自主制作の映画にも呼んで頂き、クラウドファンディングを。
からの、きっと初めて、自分から口にしたご縁が繋がって。
自主有料配信へ参加させて頂きました。
スイッチにもまた呼んで頂き、新しく知り合いたかった人とも繋がれた。外は気持ちが良かった。
モテデミーにも参加出来た。心底嬉しくて楽しくてやっぱりド緊張した←
ずっと形にしたかった、写真も冊子にすることが出来た。
コンプレックスの声でも、お仕事を頂きました。
映画館や劇場に行けて、お酒が飲める健康体で年を越せることに感謝です。
新年1月、そして2月にも、撮影の予定がある有り難み。
どうしたって、健康でいたいの。
自分のケアとして少し不義理な日々が増えてしまったのは、反省。
時間をかけて心が柔らかくなった分、来年はちゃんと致します。
みんなが大変で、生きるのに必死な世界が深まってしまったけれど。
だから一層、生きる必須要項ではないエンターテイメントの力を知りました。
こういう時こそ、あってくれてありがとうな存在。
自分がその界隈に少しでもいるのなら、
また、私から作品へ繋がって下さる人が少しでもいるのなら、また来年も頑張れます。
今まで知らなかったYouTuberにハマり、
突出してホラーゲームに詳しくなりまして。
今年1番のゲームが『ラスト・オブ・アス』だと聞いた時に歓喜する自分を誰が想像できたでしょうね。笑)
見たことのないものを、規模は小さくとも意外と沢山知ったように思えます。
甘えるのは特に下手くそで自分が許さない性分の長女気質真っしぐらですけど←
今年は今まで以上に甘えさせてもらったなぁ。
だから今、元気でいられてる。
また元気な顔で、
劇場で、スクリーンで、画面で、お会いしましょう。
会って下さいね。
また来年は、違った幸せが小さくとも、沢山ありますように。
自分の名前の由来が“梨”の花のように。
梨の木には、たっくさんの白い小さな花が咲くのです。
20代の頃は「実にならないし大輪の花は咲かないのか」と卑屈に恨んだりもしたけど←
小さな幸せに気付くことが出来て良かったのと。
小さな幸せに救われたので。
無理のない範囲で、元気に過ごして下さい。
今年も大変お世話になりました!
来年もどうぞ、よろしくお願い致します*
亀田梨紗
田舎の蕎麦を食べに帰れないので、
贅沢はやめて、田舎蕎麦を堪能した大晦日でしたっ。
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2020.12.31 22:18